かがやけ憲法全国キャラバン

 全労連のかがやけ憲法全国キャラバンが10月から11月にかけて行われ、岐阜県内でも憲法について考える企画や行動が多彩にとりくまれました。11月21日にはキャラバンカーが岐阜入り。全労連から川村さん、国吉さんが来てくれました。岐阜地域を7カ所宣伝して回りました。

岐阜県医労連「少数でも元気に憲法署名にとりくむ」

 11月4日、岐阜県医労連は全労連が取り組んでいる「かがやけ憲法キャラバン」として宣伝行動をおこないました。

 ミッションは、みどり病院前にて「かがやけ憲法署名」を集めることです。しかし、勤務の都合で参加者は2人。もっとみんなが集まれるときにやった方がいいんじゃないか…など消極的に考えてしまい、中止するという決断もできました。それでも、もう1人の参加者である「労組きずなの会」の籾山さんが時間を作って参加してくれるということと、こんな機会はめったにないので、まずはやってみよう!と独断で決行することにしました。

 午前中の30分ほどの行動でしたが、18筆集めることができました。憲法と聞くと、遠い存在と感じ素通りされる方も多かったのですが、ある患者さんからは、「私が今訴えたいくらい!」と言って率先して署名してくれる方もみえました。

 「労組きずなの会」の籾山さんは、事前に職場で50筆ほど集めてきてくれました。1人では、ここまではできなかったと思います。改めて一緒にがんばれる仲間の大切さを感じました。わかりやすい訴えや、見て分かるグッズなども用意することができなかったので、事前の準備も必要だと感じました。

 今後、参加者を増やすことも必要で、岐阜県医労連としても憲法が身近に感じられるような取り組みをおこなっていかなければならないと感じました。このような行動はなかなか取り組めていませんでしたが、今回行動できたことは、次を考えるきっかけにもなり、よい取り組みとなったと思います。

 

医労連 廣瀬

KEN'S CLUB2「憲法のこと考えた」 このキッカケを次へつなげよう

 11月3日に岐阜市柳ヶ瀬通りにあるClubBLOCKでKEN'SCLUBvol.2が開催されました。このイベントは「音楽を通じて若者に憲法に関心を持ってもらおう」「平和活動のジェネレーションギャップやカルチャーギャップをなくそう」という思いで開催されたclubmusicと平和活動を融合したイベントです。昨年12月のvol.1に続く2回目のイベントとなり、これに先立ち9月には告知イベントとして街頭LIVEも開催しました。

 イベント実行委員会では100名の参加目標を立て、昨年の開催から見えた集客面などの課題から広く呼び掛けを行う事を重点と決めて取り組みました。様々な団体が企画する集会などに参加してイベント宣伝やアピール活動を行ったり、FacebookページやWikipediaを活用したネット戦略にも力を入れるなど、宣伝やアピール行動に力を入れて、今まで労働組合に関わったことの無い人への呼び掛けも強化して本番に臨みました。

 当日は、様々な年代や様々な地域、団体から100名近い参加者がありました。ステージからは6組のアーティストから熱い想いが発信されました。平和へのメッセージを込めた歌、アーティスト個人が学習した憲法に対する想い、生まれ育った岐阜への想いなど、参加者全員で熱のこもったLIVEを楽しんでくれていたように感じました。

 今回は大成功に終わったと思いますが、私達の目標はイベントを成功させることではありません。私達実行委員にとっても、KEN'SCLUBはあくまでキッカケのイベントに過ぎません。皆で作ったこのキッカケを活かしていく活動こそが真の目標であると考えています。このイベントから産まれたエネルギーを無駄にすることなく、岐阜の平和活動を更に盛り上げ、子どもたちに平和な未来を残す為に頑張っていこうと思います。

生協労連 堀田