岐阜地区労連「秋の研修会」

豊橋市の路面電車に乗りました

 11月9日(日)、岐阜地区労連は、豊橋市までバスで出かけて同市のまちづくりを学ぶ「秋の研修会」を開催しました。子どもも含めて総勢35人が参加し、市内を走る路面電車を生かした公共交通について学ぶとともに、名物の「豊橋カレーうどん」を味わってきました。

 午前中は、「とよはし市電を愛する会」 の伊奈彦定会長(元美術教師)の講演を聴きました。路面電車は、環境に優しく、低料金(大人150円)で、便利(7分毎に発着)なため、市民に愛されていること、そして、ビール電車や「おでんしゃ」などの楽しい企画などについても解説していただきました。また、路面電車軌道では自動車走行禁止となっていることの重要性を強調されました。岐阜市では軌道に自動車が入って交通渋滞となったことが路面電車廃止となった理由の一つとの説明もありました。

 昼食に豊橋名物のカレーうどんを食べた後、参加者一同は実際に路面電車に乗車。とってもレトロな雰囲気で、扉開閉時のギギーという音は時代を感じさせました。

 参加者からは、「20年前に豊橋に研修にきて、岐阜の路面電車存続運動を発展させるべきだった」、「ビール電車に乗ってみたい」などの感想が寄せられました。岐阜地区労連では、来年も楽しい研修会を開催予定です。

岐阜地区労連 岸